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奥日光三名瀑

 よく世界三大●●や日本三大××といったものがありますが、どうしてこの数字は「3」なのでしょうか。理由はさておき3という数は多すぎず少なすぎない絶妙な数である事は確かです。かくいう私も、本日は休みだったのでふらりと奥日光へと小旅行に繰り出したのですが、奥日光三名瀑という滝3つを回るぐらいが時間的に丁度良かったと感じました。

 バスを乗り継いてまず向かったのは、奥日光の更に奥地。いまだ雪に囲まれた「湯滝」です。ここは湯元温泉という温泉の近くであり、「湯ノ湖」の水が「湯滝」となり、そして「湯川」となるあたり、温泉と関係している名前である事は想像に難くないでしょう。

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 どこもかしこも雪、雪、雪。山道で勾配が厳しい場所もあり、更にはよく晴れていたために溶け出している箇所も多かったです。足を取られないか不安になりながら何とか歩みを進めると、小さな食堂とデイリーヤマザキが見えてきました。(写真奥の建物です)

 そして、少しずつ聴こえてきた水音は……!!

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 奥日光三名瀑のひとつ、湯滝!

 この滝は水が「落ちる」というよりも、急な斜面を「滑り降りる」ような滝でした。斜面のあちこちにある岩に水がぶつかり、まるで無数の白糸のようになって滝壺へ注ぐ姿は圧巻でした。左右の山肌には雪が見えますが、滝もこうして写真で見ると雪のように見えますね。水の紡ぐ白色のなんと美しい事か。

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 滝壺に鴨がいたのでカメラを向けてみましたが、お尻を向けられてしまいました。魚を獲っているのかな?

 名瀑の名に恥じない雄大な風景を楽しみ、目の前の食堂でお昼ごはん。湯葉蕎麦と鮎の塩焼きを頼みましたが、蕎麦はまぁ普通の味といった所。それでも名瀑を目と耳で感じながら食べる食事はそれだけで格別でした。

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 食事中、たまに石が降ってくるような硬い音がしていたので何事かと思っていましたが、帰り際に店を見て仰天。巨大なつららがわんさか生えていました! しかも、どれも溶け出しています…… 真ん中のつららは目測1.5mといった所でしょうか。こんなものが頭に落ちてきたら……ヒエエ。

 さてさて気を取り直して。またも雪の山道をかきわけ国道へ戻ると、バスを待って次の滝へと向かいました。次の滝は湯滝ほど奥地ではないので、バス停から歩いてすぐの所に展望台が設けられています。

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 奥日光三名瀑のひとつ、竜頭の滝。

 展望台から見える景色は、滝が二手に分かれて双頭の竜のようですが……お、おお? 滝の上に雪が覆いかぶさっている!? まるで雪のトンネルを滝がくぐっているようです。厳寒期はどうなっているのだろう、気になる……

f:id:blue_log:20170330220553j:plain ズームで見てみても、水に触れた所だけがくり抜かれたように溶けてます。どうやって積もったのやら…… 自然の不思議な芸術作品に心を奪われてしまいました。

 さぁどんどん行きましょう。残る奥日光三名瀑は…… ふふふ、賢明な皆さんならもうお気づきではないでしょうか? 「奥日光三名瀑」というローカルなものは知らずとも、日光を代表するあの有名な滝が出ていないと。

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 良い天気だったため、中禅寺温泉で降りて少し歩く事に。男体山のお膝元です。雪は残っているものの寒すぎるという事もなく、心地よい陽気でした。晴れて良かったです。さてさて勿体ぶらずに参りましょう。最後の滝は……

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 奥日光三名瀑のひとつ、並びに、日本三大名瀑がひとつ。華厳の滝です!

 他の二つの滝も良かったですが、やはりこの天から降り注ぐ水が滝壺に突き刺さるような、激しい落差を落ちる滝こそが、日本人が心に描く「滝」の姿ではないでしょうか。ただ悲しいかな、現地で見る分には壮大でしたが、写真写りが今ひとつですね…… 梅雨など水量が多い時期だともっと水量が多いようですね。

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 ちょっと拡大。やっぱりもう少し水量が欲しいですね。あとは逆光だった事も辛かったです。ちょうど夕方になると逆光になるんですね。次に行く時は、梅雨の時期の朝にします。

 という訳で奥日光三名瀑をめぐり終え、後はまたバスを乗り継いで帰宅。トータル八時間ほどの小旅行でした。初めて写真を載せましたが、ちょっと枚数が多すぎでしたね。久々にカメラを持って出かけたので少しはしゃいでしまったようです。それにしてもカメラで写真を撮る、という行為はシャッターボタンひとつで出来るようでいて、本当に難しいですね……

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 青空の色ひとつ、思うように映せません。この今日は本当に空が綺麗でした。山の上で空気が済んでいるせいか、はたまた山の影や陽の位置がそうさせたのかは分かりませんが…… 私が見た青空は、この写真よりももっと鮮やかで「空はこんなに青いのか」と思わせる程でした。

 

 さてはて、今日はこのあたりで。

 先日書き始めると言った小説は進めてはいるものの、遅筆なものでまだなかなか形には出来ていません。以下のような概要は固めて進めているので気長にお待ち下さい。

【タイトル】真夏のつらら
【ジャンル】ファンタジー
【あらすじ】離島のコンビニ風個人商店でアルバイトをする少女ノギク。
 特にトラブルもなく働いていたものの、相場の倍もするバイト代、オーナー以外入ってはいけない冷蔵室、そして小さな奇妙な怪奇現象の数々に少しずつ不安を募らせてゆく……(※ホラー要素はありません)

 

それではまた、この世界の片隅でお会いしましょう。